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平成29年度消費者月間講演会

堺市消費者月間講演会 

2017年5月10日 (水)  参加者254名

於:サンスクエア堺B棟

 

堺市人権局 河村寛之局長、堺市消費生活協議会 山口典子会長の挨拶に続き消費者月間講演会が始まった。

 

地域で防ごう!  消費者被害 ~STOP!悪質商法~


                                          講師:吉田 弁護士 

 

依然 多い高齢者が狙われる様々なトラブル、なぜ高齢者がこんなに多くの被害に遭うのか? 巻き込まれる要因は?

犯罪者から見て高齢者は資産を保有している。

一人暮らし、夫婦のみの世帯の増加。

お金、健康、孤独と不安に思うことに対して、話し相手になる

等のふりをして、つけ込まれ易い。

自宅にいることが多い。(訪問販売、電話勧誘、特殊詐欺)

加齢により判断力が低下する人も。(認知症,MIC(判断力の低下))

 

以上の事から被害を防ぐにはどうすれば良いのか

医療モデルとしては病気を治すこと、社会モデルとしては社会の働きによって

ハンディを取り除くこと。そして地域による見守りが大切になってくる。

まず消費者の私達自身、3つの消費者力を身につけることが大切である。

1.どんな被害が今 起こっているのか気づく力 

2.断る力

3.相談する力 

 

被害にあう人は消費者力が低下しているので、周りの人が見守っていくことが

大切になってくる。 3つの見守る力

1.こんなことがあるんやで気つけやと伝える力 

2.羽毛布団に、同じ商品が沢山あるなぁ、ちょっとおかしいなぁと気づく力 

  3.つなげる力(民生委員等) 

地域の力で見守って悪質商法の被害にあわないようにしましょう。 

地域の掲示板に被害情報等の掲示をすることは犯罪の抑止力になる。

 

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