テーマ;持続可能な開発目標(SDCs)と消費
講師;堺市消費生活協議会 山口典子会長
2016年1月1日?2030年までの国連が定めたSDGs活動は、最近コマーシャルでも見かけるようになったが、まだまだ広く知れ渡っていない。
2000年から15年間行われたミレニアム開発目標(MDGs)は、主に開発途上国に向けて先進国が応援をする8つの開発目標があり、「貧困をなくそう」「女子の教育の普及」を主体に活動され、成功をおさめた。
MDGsの後継として、先進国を含んでの目標となるSDGsは、17個の目標と169のターゲットが設定されている。
日本の場合は、先進国中114位と女性の地位も低く、政治への参画も低調で、依然、賃金格差も大きい。高等教育の女子教育も低いのが現状である。
これから125歳までの人生を上手に生きるには、情報が必要である。
リカレント(途中で学び直すこと)が必要で、今は女の人が正論を言い続けることはとても難しい社会である。
SDGsに掲げられた17の目標のうち特に私たちに関連のあるものは
5.ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
6.すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
トイレへの発想がそうで、これはまさしく「堺セーフシティプログラム」である
7.すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
9. 強靭(レジリエント)なインフラ構築,包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
水、エネルギー、ガスなどを 地震に備えることがらを含む
12.持続可能な生産消費形態を確保する。
全てにバランスよく行うことが大切である
16.持続可能な開発のための平和で包括的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包括的な制度を構築する。
誰一人置き去りにしない、誰一人とり残さない社会の実現
このようにSDGsは、われわれの身近な生活に密着し 今後実行に移していかなくてはならない目標である。